松本市繫殖業者のパピーミル事件について詳しい情報はこちらから。
ペットショップで命にお金を出して買うということの現実です。
この子達は、死ぬまで狭いゲージに何匹も入れた劣悪な環境で状態で、何度も繁殖させられ、麻酔なしで何度も帝王切開され、予防注射もなし、まともなゴハンも与えられず、撫でられることも、散歩をすることも知らないまま一生を過ごし、繁殖ができなくなったら、そのまま放置し餓死させます。
目を疑うような現実です。目をそらさないで現実を知り動物たちを守ろう!
松本市繫殖業者から保護された一部のわんちゃんたち



2021年9月2日
犬を劣悪な環境で飼育か 警察がペット業者捜索 長野県松本市
出典 : NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
長野県松本市で犬の繁殖を行うペット業者が劣悪な環境で飼育している疑いがあるとして、警察は動物愛護法違反の疑いで2日朝から飼育施設を捜索しています。
動物愛護法違反の疑いで捜索を受けているのは、長野県松本市で犬の繁殖を行っているペットショップの複数の飼育施設です。
このうち松本市中山にある施設には、午前8時前に白い防護服を着た長野県警の捜査員が入りました。
捜査関係者によりますと、このペットショップでは犬を劣悪な環境で飼育するなど虐待している疑いがあるということです。
また、関係者などによりますと、複数の施設であわせて数百匹の犬を飼育しているという情報もあるということです。
警察は経営者や従業員から話を聞くとともに、捜索で押収した資料を分析するなどして、飼育の実態を調べることにしています。
2021年9月7日
従業員「一生、ケージの犬も…」 販売業者に家宅捜索 一部の犬は保健所が保護 元気になれば譲渡へ
出典 : 長野放送
犬を劣悪な環境で飼育していた疑いで家宅捜索を受けた長野県松本市のペット業者。飼育していた犬は届け出をはるかに上回る約1000匹で、一部は保健所が保護しました。 販売業者は今月2日、3日に警察の家宅捜索を受けました。狭く不衛生な部屋で繁殖させるなどした動物愛護法違反の疑いが持たれています。 捜索と同時に市の保健所も立ち入り、飼育状況や犬の健康状態を確認しました。保健所には事前に業者の問題を指摘する情報が寄せられていたということです。 捜索を受けた2施設の飼育の届け出は約600匹でしたが、実際には約1000匹がいたということです。また関係者によると、施設内はケージが2段積みになっていて、小型の犬は一つのケージに複数匹、入っていたということです。
周辺住民: 「鳴き声は割合うるさかった」 「犬の音と夜中に怒鳴ったり、近所はうるせえと思う。夏場は結構におう」 従業員の一人は犬たちは、狭いケージの中で過ごし、運動をさせることもなかったと話しています。 従業員: 「いいブリーダーさんだったら広い庭があって放して育てたりすると思うけど、うちは一生ケージの中で暮らしていくから、そういう姿見てると一言で言ったらかわいそう。犬のことがわかってるのは社長しかいない。知識のない私たちが何か言える立場じゃない」 保健所は健康状態の悪いを犬を施設から引き取り、保護しています。回復を待って、通常の保護と同様に、順次譲渡することにしています。また今回の事案を重く見て、他の業者に対する立ち入り監視も実施することにしています。
2021年9月14日
獣医師「災害級の動物虐待」 劣悪な環境で犬1000匹を飼育…麻酔なしで「帝王切開」か 犬は県外へ移送 販売業者廃業へ
出典 : 長野放送
家宅捜索を受けた犬の販売業者の続報です。業者は廃業する考えで1000匹近くいた犬の大半は県外の団体に移されたとみられます。また早くから業者を問題視していた獣医などが会見を開き、麻酔なしで犬に帝王切開をしていた疑いなどを明らかにしました。 (記者リポート) 「ケージに入れられた犬が続々と出てきました。建物からは犬の鳴き声も聞こえます」 長野県松本市の住宅街にある業者の飼育施設。犬が次々と運び出され、「熊谷ナンバー」の車に載せられていました。移送先は埼玉県とみられます。
問題の業者は、劣悪な環境で犬を繁殖させていた疑いで警察の家宅捜索を受けました。2つの施設でおよそ600匹の飼育を保健所に届け出ていましたが、実際には1000匹近くいたとみられています。 住民: 「鳴き声は割合うるさかった」 犬たちは段積みのケージの中で過ごし、運動することはなかったと言います。
従業員(当時): 「いいブリーダーさんだったら広い庭があって放して育てたりすると思うけど、うちは一生ケージの中で暮らしてくからそういう姿見てると、一言で言ったらかわいそう。犬のことが分かっているのは社長しかいないから知識のない私たちがなんか言っても言える立場じゃないから」 捜索後、一部の犬は保健所に保護され従業員の退職も相次いだということです。
犬はどうなるのでしょうか。 松本市の販売業者の代表の自宅を訪ねましたが、家族が「本人はいない」との返事でした。 13日に犬を運び出したのは保護活動も行う埼玉県の業者。代表の男性は次のように話しました。 業者の代表(要旨): 「松本の業者の男性とは、もともと知り合いで廃業の約束をしている。環境が悪いので犬は愛護団体が獣医のもとに運んで、健康状態を見る。そのあと、多くは一般に譲渡する」 業者の代表は「血統証明書がないので販売は難しい。金を儲けるつもりはない」とも話しました。 松本市保健所が廃業の動きを把握したのは移送が始まってから。飼育頭数を減らすため本格的に指導を始める矢先でした。埼玉県の担当課に情報提供し、指導を依頼するということです。 一方、松本市の業者を早くから問題視していた獣医などが14日、会見を開きました。 警察・保健所に情報提供・奥原淳獣医師: 「無麻酔、無資格で連日のように帝王切開を行っていた。これがいかに恐ろしいことか、獣医師として許せない」 獣医の奥原さんは、元従業員から日常的に帝王切開が行われていたことや犬が5段、6段と積まれたケージの中で飼育され、糞尿処理もずさんだったことなどを聞き取り保健所や警察に情報提供していました。 警察の捜査を見守る姿勢ですが、市の保健所が指導する前に犬が移されたことについては納得できないとしています。 警察・保健所に情報提供・奥原淳獣医師: 「災害級の動物虐待の証拠である犬たちがどこにどう流れ誰の元に渡ったか、詳細な報告書を出してもらわないことには誰も納得できない」 14日の飼育施設。大半の移送は済んだとみられ、聞こえてくる犬の鳴き声は13日より、小さくなっていました。
2021年9月16日
警察が捜索したペット業者、2か所で1000匹の犬を飼育…大半を県外に移す
出典 : 読売新聞
長野県警が松本市のペット業者を動物愛護法違反容疑で捜索した事件に関連し、臥雲義尚市長は16日の定例記者会見で、この業者が市内2か所で飼育していた犬は約1000匹で、このうち大半が埼玉県の動物取扱団体などに移されたと説明した。所有権を放棄してもらい、保健所で引き取る考えだったが、2か所のうち、1か所はすべての犬が移動したとしている。
もう1か所には今も約200匹が残っているといい、市保健所は業者に対し、引き続き所有権を放棄するよう依頼し、市保健所で引き取る方針。ただ、業者は残る犬も県外に移す意向だという。臥雲市長は「埼玉県の担当部署と連絡を取り、移動後の状況を把握し、(移された団体などに)適正な飼育を行うよう指導をお願いしている」と述べた。
一方、市は業者から引き取った犬は21匹だったと公表。譲渡に向けた説明会を開く。引き取った犬について、全国から236件の問い合わせや意見が市に寄せられ、うち7割は「譲り受けを希望する」との内容だったという。
どうもオーナーの知り合いのペット関連事業者に全頭の所有権が移り、この団体と繋がりのある業者に移送したとのこと。
これは、事業者絡みで販売か、繁殖可能の若いわんちゃんは、また繁殖犬に回されるでしょう。
そこでアクションを起こした、わがNPOあにまる同盟の i さんの投稿へ行ってみよう!